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2011年 結びの挨拶に代えて [その他]

いろいろありました2011年も残すところあとわずかとなりました。
今年は3月の震災によって、皆様にとって図らずも激動の一年となってしまったことと存じます。
改めて、被災をされた皆様に対して心よりお見舞い申し上げます。
私も12月中旬に、ボランティアとして陸前高田に出向きましたが、未だ被災の爪痕が残っており、復興にはかなり時間がかかると感じた次第で、息の長い支援が必要だと思いました。

激動の一年ではありましたが、簡単に私自身の一年も振り返りたいと思います。
振り返りますと、今年は本当にいろいろなことがありました。

「幸せとは何か」

今年一年必死で走り続けてきて、今振り返りますと、このことを考え続けてきた一年だったように思います。

どんなに一生懸命生きてきても、自然の猛威で一瞬にして奪われてしまう命…
幸せになりたいと願いつつ、それでもその幸せがいったい何なのか、理解できない心…
人に傷つき、人を傷つけてきた人生…

そんな事を考えると、「幸せって何だろう」という思いに、本当にやりきれなくなる日々が続きました。

そんな時、とある方々との出会いと別れが私の心に大きな影響を与えました。
詳しくをここで述べることは致しませんが、彼らとの出会い、そして別れによって、「幸せとは何か」という問いに対する自分なりの答えを、多少なりとも見つけることができたのではないかと感じています。

そして、そのような思索を活かして、複数のショートストーリー、特に「夏の雪」という私にとっては長編を書き上げることができたのが、物的な今年一年における、一番の成果ではなかったかと思います。
幸いにして、「夏の雪」はご好評を頂いており、ありがたいことと感謝しております。
また来年も時間のある時に、今あるアイデアのいくつかを小説化できればと考えております。
引き続きご愛顧いただければ幸いです。

今年私に大きな影響を与えた方々の内、一人は被災地に近い岩手の沿岸に帰郷したそうです。
遠い空から、その方の、そしてこのブログをご覧の全ての方々の来る新年が、幸福でありますことを祈念致しまして、年末のあいさつとさせて頂きたいと存じます。

皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

20101127_171.jpg
2012年カレンダー頒布について

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